じんましん
じんましんは、強いかゆみとともに、皮膚が赤く腫れ、それらが地図状に合わさって全身に広がったり、手足や首、顔のみに限定してでる症状を指します。原因特定は難しいですが、症状が現れる要因がわかれば、その除去・回避を行います。
じんましんが起きる原因
じんましんはアレルギー物質や物理的な刺激が原因になっていますが、それらのうちどれが原因になっているかは人によって様々です。
- 卵、牛乳、リンゴなど食べ物
- 合成着色料、保存料、酸化防止剤の食品添加物
- ハウスダスト、カビ、花粉
- 温熱、寒冷など温度の変化
- 運動による汗
- 虫刺され
- ストレス
- 紫外線
治療法
じんましんの一般的な治療法は抗ヒスタミン剤を内服が中心となります。抗ヒスタミン薬はじんましんの原因物質であるヒスタミンを出しにくくし、出てきたヒスタミンも血管に行き届かないように抑止する薬です。症状が強い場合には、抗ヒスタミン剤の内服に加え、注射などを行うことが多く、軟こうなどの塗布も併用します。
また、血圧の低下や呼吸困難などのショック症状が早期より、あるいは徐々に出てくることがあり、早めに適切な治療が必要です。